これからのシーズン知っておいて欲しい事

今日の記事のスタートもこのキーワードからなのですが
梅雨入り…したんですよね?
のはずなのに今日も本当に良い天気
少し蒸し暑さは有りますが日差しが痛いくらいに感じる時間帯も有り
本当は既に梅雨明けしたんじゃないかって思う位です

さて今日の記事は久し振りにラングラーのメンテナンスについて
これからのシーズン知っておいて頂きたい事を
書いてみたいと思います

梅雨明けをしこれから夏本番を迎えるますと
水温に関する問題が有る事を知っておいて頂きたいのです

ここ数年毎年感じる事なのですが
ひと夏の間に数日程度気温が最高を記録する頃
同じ様なご質問のお電話を同じ日に何件かほぼ同時に頂く事があります
そのご質問と言うのが
「水温計が100度を超えているが大丈夫?」と言う内容
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このTJラングラーと言うクルマ
その構造上仕方ない部分がいくつか有り
もちろんそれを想定しての造りなので
特に問題は無い訳ですがチェックすべきポイントを見逃すと
正常なのか異常なのかの判断を間違えてしまい
大きなトラブルに結びつく事が有る訳です

水温計の温度が上がる原因は
温まったエンジンを一定の温度に保つ為に
クーラントと言ういわゆる水をエンジンブロックに廻す事で
エンジンの熱を吸収しオーバーヒートを防ぎます

そしてエンジンの熱を吸収する事で熱くなった水を
ラジエーターと言う部分で冷やしていく訳ですね
更にそのラジエーターに風を当てる為にファンが付いていると言う訳なのです
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まずこのTJラングラーと言うクルマは
ラジエーターファンが強制ファンと言う構造で造られています
強制ファンとはエンジンを掛ける事で
繋がった一本のベルトにより強制的にファンを回し続けます

回し続けると言うとそれはそれで問題は無さそうな気もしますが
一定のスピードでまわり続けるファンは
エンジンがオーバーヒート気味になった所で
その回転スピードが上がる事は無く一定なのです
逆に電動ファンと言う構造のお車では
エンジンの温度にあわせてその風を送る強さを変えながら動作をしますので
水温を保つその精度は高いと思われます
ですので強制ファンのラングラーは
元々水温の上がり易い構造だと
覚えておく必要が有る訳です

更にクーラントをラジエーターに送り込む弁の役割を果すサーモスタッド
これは有る温度に水温が達すると弁が開き
水が廻り出しエンジンを冷やします
このサーモスタッドが開く温度と言うのが
ラングラー純正のパーツですと90度ほどと
設定がかなり高温なのですね

ですので元々水温は高目を維持するような構造のラングラーですと
この時期の水温計はおおよそ100度の位置を指します
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そして猛烈な暑さの日ともなりますと
更に温度が上がり100度のラインから5ミリ程度高温を指す事も有る訳です

国産車ですと真夏でも水温は80度程度の位置を指しますので
そう言ったお車からのお乗換えのお客さまはまず驚かれると思いますね

次に水温計が高温を指す状態は
どうしても不安になりがちですが
レッドゾーン近くやそれに入ってしまうほどの
状態でなければそれほど気にする事では無いと言えます

ただこの水が100度を超える様な高温になりますと
当然の様に水が沸騰をしてしまい
クーラントのリザーブタンク内でボコボコと
音を立てている事も珍しく有りません
そして沸騰をするわけですから徐々にその量も減って来てしまう訳です

ここでラングラーユーザーとして
出来るだけ気を付けていたい事は
クーラントのリザーブタンク内の水の量
まずこのクーラントのリザーブタンクとはどこの事かと言いますと
この写真に白っぽいタンクが二つ写っておりますが
その左側のタンクがそれです
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ちなみに右側はウォッシャー液のタンク

黄色い蓋にもこの様に記載が有りますので
わかるかと思います
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このタンクの側面を見ていただくと「FULL」「ADD」と書かれていて
そのFULLの辺りまで水が入っているのが正常です

これが万が一ADDまでも水が入っていない
なんて事が有りましたら
すぐにクーラント液を補充して頂く事をお勧めいたします

日々のメンテナンスとして例えばエンジンオイルの定期的な交換等がございますが
このクーラント量のチェックもラングラーオーナーとしては
気をつけたいポイントですね

これから夏本番を前に一度量のチェックと
ひと夏を越えた時にもう一度量をチェックして頂き
規定値までしっかりと補充をして頂くと良いと思います

水温が高めなラングラーですので
明らかに車両の下から漏れている事などが無い限り
クーラント量が減ってしまっているのは異常では有りません

いつまでも大切に調子良く乗っていただく為に
どうか気を付けてみて下さいね!

長文にて失礼致しました…
by tramp-car | 2012-06-10 18:10 | life | Comments(2)
Commented by 傷心のジョーカー at 2012-06-11 04:08 x
リクエスト記事、ありがとうございました!
とても分かり易かったです。
出来れば“お薦め”の(店で普段使用してる)
クーラント液の銘柄と水との希釈量なども
教えて下さい。
Commented by tramp-car at 2012-06-11 10:45
傷心のジョーカーさま

記事が遅くなってしまい申し訳有りませんでした

ご質問のお勧め銘柄等に関してですが
通常お店で利用しているクーラントは
一般的なロングライフクーラントと呼ばれるもので
特に銘柄と言うものはございません
もちろんクライスラーの指定部品では
MOPARのクーラントがございますが
4リッターで5000円ほどと高価なものになります
また稀釈の割合としてはクーラントを30%~50%と言うのが
一般的ですがご使用になるクーラントに寄っても
その割合指定が異なる事が有ります

さらに冷却効果を高める方法としては
スパークーラントと呼ばれるブルーの色をしたクーラントがございますので
そう言ったものを使うのも効果的かもしれませんね
ただ一般的なクーラントでも決して問題が有るわけでは有りませんのでご安心下さい

ただクーラントにも寿命が有り稀釈の割合にも寄りますが
クーラント30%ほどで稀釈した場合三年ほどで交換してあげるのが
クルマにとっては良いのかもしれませんね
どうかご参考にして頂ければと思います
コメントもありがとうございました♪


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