台風の影響で朝から大雨が続いた浜松
通り過ぎてからもこれだけの雨を降らせるって
それだけ大きな台風だったと言う事でしょう
夕方には大分静かになりましたが現在でも「大雨警報」が出ている様です
完全に落ち着くまで外出は控えた方が良いのかも知れませんね
今日はTJラングラーにありがちな症状について
症状と対処方法を書かせて頂きたいと思います
年式的には97年~02年までの前期型と中期型で多く見られる症状で
走行中に不意にメーターパネル内の計器が全て落ちてしまい
エアバックの警告灯が付きます
さらに中期型だけの症状ですがODOメーターに「no bus」と表示されると言うもの
タコメーターもスピードメーターも全て「0」を指しますが
エンジンは正常に動作を続け
走行上特に瞬間的に危険を伴う事は有りません
この「no bus」の意味ですが
メーターにはbus信号と言うクルマの計器を制御する信号が来ておりますが
その信号が停止していると言う意味です
こう聞くと大変な事のようにも思えますが
単純に接点不良やアース不良がほとんどなんです
そしてもしも走行中この症状になってしまった場合は
写真の親指の位置を少しだけ力を入れて奥に押し込んで下さい
するととりあえずメーターも元に戻り
エアバックランプなども消える筈です
次にこの症状の原因と対策を書かせて頂きます
ただしっかりと修理される場合はご自分ではなさらずに
ディーラーさんや当店へご相談下さいね
この症状の修理と致しましてはメーターを取り外し
接点の清掃やアースをボディに確実に落すことで解消される訳です
メーターの取り外し方ですが
まずはメーターフードとフロントガラスの間に有る
デフロスターの穴の開いたパネルを取り外します
こんな感じに指を掛け上に力をかければ取り外すことが可能です
するとメーターフードの上部にまず三箇所ネジを確認する事が出来ます
次にステアリングコラムの
下側のパネルを取り外します
このパネルは写真で指している場所と丁度反対側の
合計二箇所にネジで止められております
このパネルも外すとこの位置に
メーターフードを止めているネジが出てきます
メーターフードの上部三箇所と下部の二箇所を取り外します
すると簡単にパネルを取り外すことが出来ます
次にメーター本体を止めているネジ四箇所を取り外します
ネジの位置は写真のこの部分その少し上
さらにその反対側です
メータを取り外し裏側を見ますと
何となく構造上でこの症状が出ると言う事が分ると思いますね
通常こう言ったパーツって
しっかりとカプラー同士がつながり
簡単に取り外せないような構造になっていると思うのですが
ラングラーは上の写真に有るメーター側の端子と
車両側に有るこの端子
これをただネジで押さえ込んでいるだけなんですね
この部分が時間の経過やクルマを使っていくうちに
汚れが溜まったり色々な影響で接点不良を起こす事が有るんです
ですので取り外したメーターの接点部分を清掃する事で
症状が改善する事がほとんどです
それでも時々症状が出る場合はアース不良が考えられますが
この修理はやはり専門の知識が無いと難しいように思います
先ほども書きましたがいずれにしてもディーラーさんや当店にご相談下さいね
この症状でお悩みの方
是非参考にして頂ければと思います
さて明日は第一月曜日明後日は火曜日となりますので
定休日でお休みを頂きます
二日間のお休みでご迷惑をおかけする事も有るかと思いますが
宜しくお願いします
それでは本日も本当に一日ありがとうございました