この時期の車内への水の浸入について

今日も全国的に軒並み最高気温更新したようで
確かに昼間の外作業はかなりきつかったですね
皆さまも体調管理だけはしっかりとお過ごし下さいね

さて本日の話題はラングラーの車内への水の浸入についてです

よくこのブログでもソフトトップより
ハードトップの方が雨漏りし易い
と言う事を書いておりますが
今日は雨漏り以外の水の浸入について
以前こちらのブログでも書かせていただいた事は有りますが
丁度夏のこの時期に起こりやすい現象と言う事で改めて…
ちなみにこれはスポーツでも同じように起こりますのでご注意下さい
この時期の車内への水の浸入について_f0105425_1802398.jpg

雨漏りや水の浸入が気になりだすと言う事は
当然どこかに水が溜まっている事を確認した時点から始まりますよね
ラングラーの場合で比較的多い水の浸入する場所は助手席だと思います

雨漏りが原因ならばその箇所を確認し対策をすればもちろん止まります
ただこの水の浸入に関して単純な雨漏り以外に
エアコン関係からの水と言うものも原因する場合が有ります

この現象は主に夏場エアコンで冷たい風を出している時に起こり
雨の多い時期と重なりますと原因の特定が難しい場合も有りますので
注意が必要かもしれません

ラングラーに乗っていてこの時期エアコンを付けていますと
こんな状態になっているところを見た事有りますよね?
この時期の車内への水の浸入について_f0105425_18122910.jpg

これはラングラーのエアコンのユニットが
助手席足元のすぐ上に設置されていて
そこで空気を冷やしその時結露等で発生した水を
エンジンルーム側に伸びたドレーンより外に出しているからです
そのドレーンがこちら
この時期の車内への水の浸入について_f0105425_18134147.jpg

写真の丁度真ん中に2~3センチのチューブが出ているのが分ると思います
この穴から結露等により出来た水が出てくると言う訳

ただこの水が一旦外に出た後
このチューブを伝って車内に逆流してきてしまうと言う現象が
走行中に起こることが有ります

原因を考える段階でエアコンの水が怪しいからと
停車した状態でエアコンを掛け続けても
車内が濡れる事はほとんど有りません

もしも天気の良い暑い日に
エアコンを掛けて走った後
助手席の足元に水の浸入を確認できた場合は
こんな感じで対策して頂ければ
ほとんどの場合は進入が止まると思います
この時期の車内への水の浸入について_f0105425_18221357.jpg

以前対策させて頂いたお車で見難いかもしれませんが
ドレーンの周りを黒色のコーキングでぐるっと一周覆っております
こちらの車両はこれで完全に止める事が出来ました

もしも今回のような症状でお困りの方がおられましたら
一度こんな感じで対策されてみてはどうでしょうか?
もちろん店頭へお車を持ち込んで頂ければ
僕の方で施工いたしますので遠慮なくご相談下さいね!

それではまだまだ暑い日が続きそうですが
体調を崩されませんように気をつけて下さい

最後に…
現在カーセンサーにてこのようなキャンペーンを行っているようです
声をありがとうキャンペーン
当店のお客さまへもしも宜しければ当店への一言と評価を頂けましたら幸いです…

東京のWさま 本当にありがとうございました!
by tramp-car | 2011-08-18 18:25 | wrangler | Comments(4)
Commented by 傷心のジョーカー at 2011-08-18 23:31 x
いや~写真付きで紹介して貰って、助かりました!(嬉)
分かり易かった~
近いウチにコーキング作業をしてみようと思います!
ありがとうございました。
Commented by TJラングラー乗り at 2011-08-19 08:49 x
とても参考になる内容でした。コーキング箇所を見ましたが、穴もすべて塞ぐ形でコーキングするのですか?
Commented by tramp-car at 2011-08-19 09:08
傷心のジョーカー さま

まずはこちらを疑って頂き
施工して頂けると助かります
お手数をお掛けいたしますが宜しくお願いします
また結果等もお聞かせいただけると嬉しいです
Commented by tramp-car at 2011-08-19 09:11
TJラングラー乗り さま

記事を読んで頂きありがとうございます
コーキングをする際はチューブの周りだけにして下さい
このチューブとボディの鉄板との隙間から
進入する為と考えられます
穴その物はドレーンとして機能させて下さい

また分らない事が有りましたら遠慮なくご質問下さいね!


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