このブログではいつも車両の仕上風景を中心に
当店のこだわりな部分をご紹介させて頂いております
でよく登場する言葉に「マットブラック シボ加工」ってのが有る訳なんです
でも正直「マットブラック シボ加工」なんて言っても
ピンと来ない方がほとんどでは無いでしょうか?
その位地味~なこだわりの一つですので(苦笑)
今日はそんな「マットブラック シボ加工」なお話
まずはこちら
これはラングラーの日本国内仕様のフロントバンパー
カスタムの仕方に寄ってすごく有りな形状なのですが…
やはりこの様に変えられる方が多いです
いわゆるUSバンパー
日本仕様のバンパーのコーナーカバーを取り外し
USバンパーのコーナーカバーに交換すると言う訳
ただこのカスタム
一つ気をつけないといけないのが
交換されたバンパーを良く見てみると…
こんな感じにほとんどの場合傷が付いてしまっています
これは日本国内仕様のバンパーカバーの内側が
バンパー本体の金属部分に当たっている為
どうしても傷になってしまいます
このままの状態で使っていますと
傷になった部分は錆びますし
USバンパーを止めたビスにも錆が出てしまう事が有ります
ではこの傷と今後の錆を防止する為に思いつく行程が
「バンパーその物の塗装」となる訳です
でも塗装と言いますと一般的にはどうしても艶が出てしまったり
出来るだけ艶を抑えても純正とは明らかに違って見えてしまったり…
艶々に仕上がったバンパーって凄く浮いて見えてしまって
イマイチ締まら無い車になる様な気がするんですよね
ですので当店ではバンパーの錆防止と
純正の雰囲気を出来るだけ残す為に
手間では有りますが「マットブラック シボ加工」を施すわけです
「マットブラック」は艶の無い黒塗装
「シボ加工」とは表面のブツブツした模様と言いますか質感と言いますか…
その加工がされたバンパーがこちら
傷はしっかりと消され
質感は純正に限りなく近いと思います
シボ加工も
こちらが塗装前のバンパー表面
そしてこちらが塗装後のバンパー表面
どうですか?
近くで見ても違いはなかなか分らないと思います
これで錆が出にくくなり
更に樹脂のパーツ部分にも同じペイントがされていますので
時間の経過や日焼けなどで色が変わってしまう事も防いでいます
変にイメージの変わるカスタムはしたくないし
出来るだけ純正の雰囲気は大切にしたいと考え
今ではこの様な加工を全てのラングラーに施工してお届けしております
そして今回はプロコンプ製のリアバンパー
元々は多少艶の有る仕上げな訳ですが
こちらも時間の経過で表面の塗装が割れて錆が出てしまいます
なのでこのバンパーにも同じ加工をして取り付けしてみましたが
カッコ良く仕上がりました これはお勧めです♪
今日は夜から豊橋のお客さまにご商談の為ご来店を頂く予定です
お仕事を終えてからご来店いただけるとの事
遠いところ本当にありがとうございます
と言う事もあり今日は少し早めにブログアップさせて頂きました…